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馬場 恒孝; K.P.Hart*
JAERI-Tech 96-024, 67 Pages, 1996/05
高レベル放射性廃棄物処理処分技術の研究開発における日豪の研究協力計画第二フェーズは1990年から5ヶ年計画として始められた。研究協力の主な活動は、長期耐久性に関する研究で、キュリウム添加シンロックの加速試験及び天然鉱物の特性を調べる試験であった。第二フェーズの研究協力計画の全般的な成果は、双方の担当者間ですばらしい協力関係を継続したことと、代替固化体としてのシンロックの潜在的な利点と限界について理解を深めたことである。同時に、キュリウム添加量の影響を明らかにする研究、ナチュラルアナログの研究及び廃棄物成分溶出の長期予測モデルの開発の必要性が認められた。